辻本達規が“覚醒”した

 

(このブログはAudition blue5月号の感想です、写真等は貼りませんが少しの情報も気になる方はお引き取りください)

 

 

 

 辻本くんが載っているAudition blue5月号を読みました。

 

 

 

 Audition blueさんではこれまでボイメンのメンバーがソロでグラビアとインタビューを受けていて、辻本くんが所謂トリでした。

 他のメンバーのAuditionblue発売時にそのメンバーのファンが死屍累々とツイッターで感想や感情を吐露していて、「そんなにもAuditionblueさんは素晴らしいのか」と他推しを眺めていました。

 もちろん素晴らしいことは分かっていたけど正直よくある雑誌グラビアと似たようなものだろうな…と予想していて(失礼)。辻本くんの大衆イメージのように“グラウンドで爽やかショット!”とか“上裸の日本男児!”とかそういうものが来るんだと思ってました。

 発売前に辻本くんの撮影ショット(オフショットではなく撮影ショット)が告知されなかったこともあり、不安のようなものを抱きながらページをめくってみました。

 

 

 

 辻本くんのグラビアの1ページ目に今まで見たことがない辻本くんがいました。そんな表情が目線ができるなんて知らない、見ていいのかと混乱。

 その1ページ目の煽り文に

邪魔するものは何もない。

あるのは自身のポテンシャルを最大限に引き出そうとする肉体と、

その肉体の躍動が魅せる一瞬を切り取り続けるカメラマンのみ。

逃げ場のない極限まで張り詰めた緊張感のなか、カメラマンとの真剣勝負でさらけ出された、誰も見たことのない辻本達規がここにいる。

と書いてありました。これは危ない。見ていいのか分からないけど見たい、見なければいけないという感情に駆られて読み進めました。

 

 

 次の衣装はスーツ。大人の色気というか着こなしの品性が感じられ、推しの印象が5歳児なオタクは息を呑みました。

 辻本くんがバラエティやライブやトーク中に一瞬見せる気怠げで何を思っているのか分からない、でも次の瞬間には“ボイメンのつーじー”に戻る。その時の一瞬が切り取られていました。その一瞬にハッとさせられ感情が渦巻きます。

 

 

 次の衣装は麻のような白シャツに柔らかいデニムというシンプルなもの。

 そこには気怠げな辻本くんと、素の無邪気な辻本くんと…何といえばいいか分かりませんが新しい見たことがない辻本くんがいました。

 その新しい辻本くんは恍惚としているのか、何かに心酔しているのか、反抗なのか諦めなのか、壊しているのか守っているのか。1つの写真から情報が脳に入っては出ていきを永遠に忙しく繰り返す。そんな混乱の集合体でした。

 そしてこの写真からも色気のようなものを感じたのですが、辻本くんは脱いでいません。腹筋が見えるショットがひとつあるぐらい。その色気は荒く研いだ刃物のように美しく脆く魅力的でクラクラとしてしまいます。

 

 

 

 グラビアも素晴らしかったですが、もちろんインタビューも素晴らしかったです。グラビアが“知らない辻本くん”とすればインタビューは“知りたかった辻本くん”という感じ。

 インタビューを読んだ印象としては、辻本くんも撮影のときの自身に驚いたのかもしれないと思いました。辻本くんの危なっかしい“硬派”も感じ取れて本当に自分の中にひとつ芯がある人だなぁ、と。

 

 

 辻本くんは未完成で予測不能なのが面白いと前から思っていて、じゃあ辻本くんが伸びた先はどうなるの?どう伸びるの?とはあまり具体的には考えれていませんでした。

 でもその辻本くんの未完成で予測不能な部分を撮影の荒木さんや文章の西森さんやその他まわりの人が、丁寧にかつ荒々しく引きずり上げてくださった感覚です。

 意識の底なのか裏なのかはるか上なのかは分からないけど、こんなに辻本くんに刺されたような感情になるとは。

 

 

 今回のAuditionblue、辻本くん推しはもちろん見るべきだと思いましたが、他推しの人にも見てもらいたい。あわよくばどんな風に思ったのか聞きたいとも思いました。まぁ自分が上手くこの感情を言語化できてないのにそれを他人に求めるのもわがままな話ですが…

 

 

 本当にAuditionblueさんにボイメンをソロで取り上げてもらえてよかった。辻本くんがソロで取材されてよかったと思いました。

 今回でボイメンの掲載は一旦終了とのことですが、またぜひAuditionblueさんでボイメンを見れる日を楽しみにしています。